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2013年05月28日

第2036問

【第2036問】
慈円によって詠まれた 「 わが恋は松を時雨の染めかねて真葛ヶ原に風さわぐなり 」 の真葛ヶ原とはどのあたりか。

ア、梅小路公園  イ、円山公園  ウ、岡崎公園  エ、宝ヶ池公園

↓解答はこちら

【第2036問】

<解答> イ、円山公園

<解説> 平安時代の円山公園一帯は、薄や葛が一面に生い茂り、 「 真葛ヶ原 」 と呼ばれていた。鎌倉初期に入ると、天台座主を何度も勤めた名僧である慈円僧正が、 「 わが恋は松を時雨の染めかねて真葛ヶ原に風さわぐなり 」 と詠み、新古今和歌集にも選ばれている。その後は、安養寺 ( あんようじ ) の境内となり、六つの塔頭が残っていたが、大部分は明治19 ( 1886 ) 年に京都市初の公園として開設された円山公園となり、六つの塔頭のうち最後に残った一つだけが料亭 「 左阿彌 ( さあみ ) 」 となっている。ちなみに円山公園の名は、安養寺の山号である慈円山 ( じえんさん ) からとられている。(2級)

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Posted by きょうすけ at 10:00│Comments(0)自然・観光
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