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2013年03月16日

第1963問

【第1963問】
泉涌寺の塔頭の中で、後花園天皇の葬儀を行った寺院はどこか。

ア、非田院  イ、戒光寺  ウ、即成院  エ、雲龍院

↓解答はこちら

【第1963問】

<解答> ア、非田院

<解説> 非田院は、身寄りのない老人や捨て子を収容する施設として聖徳太子によって造られたのが始まりとされる。平安京にも置かれたが次第に荒廃し、延慶元 ( 1308 ) 年に無人和尚がこれを一条安居院に再興し、四宗兼学の寺とした。その後、後花園天皇の勅願寺となって葬儀も行い、歴代住職は代々天皇の綸旨を賜わって紫衣参内が許された。正保3 ( 1646 ) 年に高槻城主であった永井直清が、如周和尚を住持に迎えて現在地に移し、泉涌寺の塔頭寺院となった。本尊は阿弥陀如来であるが、合わせて祀られている毘沙門天が除災招福の仏として広く信仰されている。
 その他の選択肢も現在は全て泉涌寺の塔頭寺院であるが、戒光寺は後堀河天皇の勅願によって創建された寺院であり、即成院は藤原頼通の子である橘俊綱によって創建された寺院であり、雲龍院は後光厳天皇の勅願により創建された寺院である。(2級)

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Posted by きょうすけ at 20:28│Comments(0)神社・寺院
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