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2013年02月26日

第1945問

【第1945問】
次のうち修学院離宮の中茶屋に組み込まれた寺院はどこか。

ア、万寿寺  イ、檀林寺  ウ、林丘寺 エ、円通寺

↓解答はこちら

【第1945問】

<解答> ウ、林丘寺

<解説> 林丘寺 ( りんきゅうじ ) は、江戸初期に創建された臨済宗の門跡尼寺で、後水尾天皇が第8皇女朱宮光子 ( あけのみやてるこ ) 内親王に与えた山荘を起源とし、後水尾天皇が亡くなると寺院として改められた。明治に入ると一部を修学院離宮の中茶屋として皇室に返上し、非公開の尼寺として現在に至っている。
 通り名としても残る万寿寺は、白河天皇が皇女の菩提のために建てた六角御堂が起こりであり、室町時代は京都五山の第五位として栄えたが、現在は東福寺の塔頭となっている。嵯峨野にある檀林寺は、平安前期に嵯峨天皇の皇后であった橘嘉智子が建てた寺院に由来する。比叡山の借景が素晴らしい円通寺は、後水尾天皇 ( 当時は法皇 ) が造営した幡枝御所の下茶屋に由来する。(2級)

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Posted by きょうすけ at 10:00│Comments(0)歴史・史跡
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