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2013年02月21日

第1940問

【第1940問】
本殿が 「 八棟造 」 と呼ばれている神社はどこか。

ア、下鴨神社  イ、八坂神社  ウ、北野天満宮  エ、平野神社

↓解答はこちら

【第1940問】

<解答> ウ、北野天満宮

<解説> 北野天満宮の本殿は、慶長12 ( 1607 ) 年に豊臣秀頼の命により、片桐且元が普請奉行となって造られた檜皮葺の大建築である。奥の本殿と手前の拝殿が軒の低い石の間によって結ばれており、また拝殿の左右には楽の間が続いていることから屋根の構造が複雑で、俗に 「 八棟造 ( やつむねづくり ) 」 と呼ばれており、この形式が日光東照宮など徳川氏ゆかりの建物に継承されたことから、 「 権現造 」 とも呼ばれている。
  下鴨神社の本殿は、全国の神社の本殿建築の約6割を占めるという 「 流造 ( ながれづくり ) 」 であり、八坂神社の本殿は拝殿と合体した形の 「 祇園造 」 であり、平野神社の本殿は春日大社の春日造を横に並べた形をしており、 「 平野造 」 、もしくは 「 比翼春日造 ( ひよくかずがづくり ) 」 とも呼ばれている。(3級)

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Posted by きょうすけ at 23:58│Comments(0)建築・庭園・美術
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