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2013年02月14日

第1932問

【第1932問】恵心僧都の作品とされる仏像はどれか。

ア、法金剛院・阿弥陀如来  イ、金戒光明寺・阿弥陀如来
ウ、化野念仏寺・阿弥陀如来  エ、勝林院・阿弥陀如来

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【第1932問】

<解答> イ、金戒光明寺・阿弥陀如来

<解説> 恵心僧都 ( えしんそうず ) は源信 ( げんしん ) といい、平安中期の天台宗の僧である。比叡山中興の祖である良源に学び、その後 『 往生要集 』 を著して、後世の浄土信仰に大きな影響を与えた。また仏像制作にも力を発揮したことから、恵心僧都作とされる仏像は全国に祀られており、金戒光明寺の阿弥陀如来はその最後の作品として、 「 おとめの如来 」 、 「 ノミおさめ如来 」 と称されている。
 法金剛院の阿弥陀如来は、大仏師定朝の流れを汲む院覚 ( いんかく ) の作品であり、化野念仏寺の阿弥陀如来は、運慶の子で慶派を率いた湛慶 ( たんけい ) の作品であり、勝林院の阿弥陀如来は、大仏師定朝の父である康尚 ( こうしょう ) の作品と伝わる。(2級)

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Posted by きょうすけ at 10:00│Comments(0)建築・庭園・美術
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