京つう

歴史・文化・祭り  |洛中

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2008年01月24日

第24問

【第24問】
戦国時代の16世紀、洛中で最も盛んだった宗派はどこか。

ア、浄土宗 イ、浄土真宗 ウ、臨済宗 エ、日蓮宗

↓ 解答はこちら

【第24問】

< 解答 >  エ、日蓮宗

< 解説 >  洛中と限定すると、答えは室町時代に 「 洛中21ヵ寺本山 」 といわれ、16世紀には 「 皆法華 」 といわれた日蓮宗が正解。本阿弥光悦や俵屋宗達など、当時活躍した町衆の大半は日蓮宗徒である。
 これに対し時の権力と結びついていたのが臨済宗で、室町幕府の保護以来、五山の制が整えられ、郊外に大きな伽藍を建立し隆盛を極めた。一方全国レベルでみると浄土真宗が石山本願寺にみられるように、織田信長と互角に争えるほど強大な勢力を誇った。 本願寺に対して信長は徹底抗戦し、秀吉は融和政策をとって、京都に現在の土地を与え、家康は東西に分断することで、勢力削減を図るなど、時の権力者を常に悩ませた。 浄土宗は宗徒であった家康の保護もあり、総本山知恩院は、江戸時代初期に寺地を拡大し、諸堂も整備された。 京都における将軍家の拠点とするとともに、天下に威勢を示し、朝廷を牽制するといった政治的な役割もあったとされる。 知恩院の七不思議の一つ、瓜生石の伝説にその一端が垣間見られる。





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Posted by きょうすけ at 21:37│Comments(0)歴史・史跡
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