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2012年12月30日

第1886問

【第1886問】
舎利殿の奥に嵐山を借景にした枯山水の名庭を持つ寺院はどこか。

ア、天龍寺  イ、鹿王院  ウ、等持院  エ、正伝寺

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【第1886問】

<解答> イ、鹿王院 

<解説> 鹿王院 ( ろくおういん ) は、足利義満が康暦元 ( 1379 ) 年に建立した宝幢寺の塔頭として創建され、現在は臨済宗の単立寺院で、本尊釈迦如来及び十大弟子は運慶作と伝えられる。回廊で結ばれた諸堂の間に枯山水の庭がひろがり、仏舎利を収めた舎利殿は、借景の嵐山を背景にひときわ存在感を放っている 。また風情ある参道は、紅葉の時期に紅葉のトンネルとなり、隠れた紅葉スポットとして知られている。
  天龍寺は夢窓疎石作庭による池泉回遊式庭園を持ち、嵐山を借景に取り入れている。等持院も夢窓疎石による庭園と、近年中根金作氏によって修復された池泉回遊式庭園を持ち、衣笠山を借景としていたが、現在は立命館大学によって遮られている。西賀茂にある正伝寺は、比叡山を借景に取り入れた枯山水の名庭を持っている。(2級)

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Posted by きょうすけ at 23:56│Comments(0)神社・寺院
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