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2012年12月23日

第1879問

【第1879問】
京都御苑内にある白雲神社はもともとどの家に祀られていたものか。

ア、一条家  イ、菅原家  ウ、西園寺家  エ、飛鳥井家

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【第1879問】

<解答> ウ、西園寺家

<解説> 白雲神社はもともと西園寺家の鎮守社で、元仁元 ( 1224 ) 年に西園寺公経が北山殿 ( 現在の金閣寺の地 ) 造営の際に建立した妙音堂に由来するとされている。その後何度か変遷を経て、明和6 ( 1769 ) 年に西園寺邸の移転と共に現在地に移り、再興されて禁裏御祈祷所となるとともに、庶人の信仰も集めるようになった。明治になって西園寺家は東京へ移ったが、白雲神社は地元有志の尽力により存続し、明治11 ( 1878 ) 年に、かつての鎮座地名をとって現社名に改められた。祭神は市杵島姫命であり、仏教の中では妙音弁財天とも呼ばれ、音楽の神様としても信仰されている。
 一条家の邸宅跡には、京都三名水の一つである県井 ( あがたい ) が現存している。( ただし現在は枯渇して使用されていない。 ) さらにかつて菅原家 ( 菅原道真の父である是善 ) の邸宅跡に建つのが菅原院天満宮であり、蹴鞠の宗家として活躍した飛鳥井家の邸宅跡に建つのが白峯神宮である。

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Posted by きょうすけ at 16:46│Comments(0)神社・寺院
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