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2012年12月17日

第1873問

【第1873問】
日本初の両切り紙巻き煙草を製造して成功した人物は誰か。

ア、大蔵喜八郎  イ、村井吉兵衛  ウ、高木文平  エ、角倉了以

解答はこちら

【第1873問】

<解答> イ、村井吉兵衛

<解説> 村井吉兵衛は、文久4 ( 1864 ) 年に、京都の煙草商の次男として誕生した。家は貧しく、煙草の行商で得た資金で煙草の製造に踏み出し、日本初の両切り紙巻き煙草を製造し、明治24年に 「 サンライス 」 と名付けて発売。その後自ら米国に渡って葉を輸入、続いて明治27年に発売された 「 ヒーロー 」 は、5年後に年間生産量日本一を達成する大ヒットとなった。日露戦争時に民間が担っていたたばこ産業がすべて国家による専売制に切り替えられるにあたり、吉兵衛は莫大な補償金を手にし、その資金を元手に村井銀行、東洋印刷、日本石鹸、村井カタン糸などの事業を設立し、財閥を形成していった。円山公園南側の長楽館は京都の別荘として活用された。
  大倉喜八郎は大倉財閥の設立者として知られ、かつて円山公園の南側にある大雲院の場所に別荘を構えていた。高木文平は京都商工会議所の初代会長に選ばれている。角倉了以は高瀬川を開いた京都の豪商である。(3級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)歴史・史跡
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