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【第1834問】
東本願寺を開いた人物といえば誰か。

ア、顕如上人　　イ、蓮如上人　　ウ、准如上人　　エ、教如上人

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【第1834問】

＜解答＞　エ、教如上人

＜解説＞　東本願寺は慶長7 （ 1602 ） 年に徳川家康が、本願寺の前門主で引退していた教如上人に土地を与えて開かせた寺院であり、正式名称は真宗本廟 （ しんしゅうほんびょう ） という。兄の教如上人から本願寺 （ 西本願寺 ） の門主を継いだのが弟の准如上人で、この継承には豊臣秀吉の意向が強く働いていた。というのも先の 「 石山合戦 」 で、織田信長と本願寺が争っていた際、本願寺を率いていたのは顕如上人であったが、長男の教如上人は最後まで徹底抗戦を主張した主戦派であったため、秀吉が警戒したのだと伝えられる。
　このように、天下人も気を使うほどの強大な勢力になった本願寺の成長のきっかけは、第8代目の門主である蓮如上人の活躍であり、蓮如上人は本願寺の中興の祖として位置づけられている。（3級）