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【第1821問】
平安京遷都の際に大きな役割を果たしたのは誰か。

ア、藤原種継　　　イ、藤原良房　　ウ、藤原小黒麻呂　　エ、藤原兼輔

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【第1821問】

＜解答＞　ウ、藤原小黒麻呂

＜解説＞　藤原小黒麻呂は藤原北家の流れをくむ貴族で、光仁天皇の代から頭角を現し、藤原仲麻呂の乱でも鎮圧に功績を遺した。長岡京遷都の中心人物であった藤原種継が暗殺されると、桓武天皇はさらに小黒麻呂を重用し、平安京遷都は事実上、小黒麻呂の主導のもと行われた。
　 藤原良房は藤原北家全盛の基礎を築いた人物であり、皇室関係者以外では人臣として初めて摂政の座に就いた。藤原兼輔は紫式部の曾祖父であり、三十六歌仙のひとりでもある。代表歌の一つには、百人一首にも選ばれた 「 みかの原わきてながるる泉河いつ見きとてか恋しかるらむ 」 がある。（3級）