2012年09月23日
第1789問
【第1789問】
足利家の菩提寺である等持院にあるものではないのはどれか。
ア、徳川家康42歳の木像 イ、足利義政好みの清蓮亭
ウ、足利義詮の墓 エ、夢窓疎石作庭の庭園
↓解答はこちら
足利家の菩提寺である等持院にあるものではないのはどれか。
ア、徳川家康42歳の木像 イ、足利義政好みの清蓮亭
ウ、足利義詮の墓 エ、夢窓疎石作庭の庭園
↓解答はこちら
【第1789問】
<解答> ウ、足利義詮の墓
<解説> 等持院の庭園は、天龍寺や西芳寺 ( 苔寺 ) の作庭でも知られる夢窓疎石によって造られたのが始まりで、庭園の東側にその当時の面影を残す。一方西側は足利義政好みの茶室清漣亭があり、花木をあしらい草花を配し、石組みも変化にとんだ庭園となっている。庭全体は歩きながら楽しめる池泉回遊式庭園となっており、室町幕府歴代将軍の遺髪塔や、足利尊氏の墓とされる宝筐印塔なども点在している。 また境内にある霊光殿には、足利尊氏の念持仏とされた地蔵尊を中央に、禅宗の祖師達磨大師と等持院の開山夢窓疎石の像を両脇に祀っており、さらにそれぞれの人格や特徴をよく表した室町幕府歴代将軍の木像が安置されている。右側の奥には徳川家康の42歳の木像があり、厄年を免れるために納められたもので、石清水八幡宮より移されたものと伝わる。
室町幕府の第2代将軍である足利義詮 ( あしかがよしあきら ) の墓は、楠木正行の墓ともに嵯峨野の宝筐院の境内にたたずんでいる。(3級)
<解答> ウ、足利義詮の墓
<解説> 等持院の庭園は、天龍寺や西芳寺 ( 苔寺 ) の作庭でも知られる夢窓疎石によって造られたのが始まりで、庭園の東側にその当時の面影を残す。一方西側は足利義政好みの茶室清漣亭があり、花木をあしらい草花を配し、石組みも変化にとんだ庭園となっている。庭全体は歩きながら楽しめる池泉回遊式庭園となっており、室町幕府歴代将軍の遺髪塔や、足利尊氏の墓とされる宝筐印塔なども点在している。 また境内にある霊光殿には、足利尊氏の念持仏とされた地蔵尊を中央に、禅宗の祖師達磨大師と等持院の開山夢窓疎石の像を両脇に祀っており、さらにそれぞれの人格や特徴をよく表した室町幕府歴代将軍の木像が安置されている。右側の奥には徳川家康の42歳の木像があり、厄年を免れるために納められたもので、石清水八幡宮より移されたものと伝わる。
室町幕府の第2代将軍である足利義詮 ( あしかがよしあきら ) の墓は、楠木正行の墓ともに嵯峨野の宝筐院の境内にたたずんでいる。(3級)
Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)
│神社・寺院