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【第1734問】
境内に神供水という名水が湧く神社といえばどこか。

ア、梨木神社　　イ、大原野神社　　ウ、若一神社　　エ、宇治上神社

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【第1734問】

＜解答＞　ウ、若一神社

＜解説＞　若一神社 （ にゃくいちじんじゃ ） は平安末期、平家全盛期の棟梁であった平清盛の屋敷である西八条殿跡である。境内には現在も神供水 （ じんぐすい ） という名水が湧き出ており、平清盛像も祀られている。また清盛が寵愛した白拍子・祇王 （ ぎおう ） の歌碑も建てられており、境内外の楠木は樹齢800年とされ、平清盛が太政大臣に任ぜられたのに感謝して自ら植えたものと伝えられている。
　御所の東にある梨木神社には、京都三名水のひとつ 「 染ノ井 」 があり、洛西の大原野神社 （ おおはらのじんじゃ ） には大伴家持 （ おおとものやかもち ） が愛飲した 「 瀬和井 （ せがい ） の清水 」 があり、世界文化遺産の宇治上神社には、宇治七名水の一つである 「 桐原水 （ きりはらすい ） 」 がある。（3級）