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2012年02月28日

第1580問

【第1580問】
足利義満が創建した相国寺の塔頭大光明寺にゆかりの深い家はどこか。

ア、伏見宮家  イ、桂宮家  ウ、有栖川宮家  エ、閑院宮家

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【第1580問】

<解答> ア、伏見宮家

<解説> 大光明寺は、暦応2 ( 1339 ) 年に夢窓疎石を開山として西園寺寧子によって創建された。その後、孫にあたる伏見宮家の始祖栄仁 ( よしひと ) 親王が寺院に葬られて以来、伏見宮家歴代の菩提寺となった。元和元 ( 1615 ) 年には徳川家康の援助を受けて再興したが、 「 天明の大火 」 で焼失したため、明治36 ( 1903 ) 年になって心華院 ( しんげいん ) 、常徳院、大光明寺が合併されて現在に至っている。
 桂宮家の菩提寺は、相国寺の慈照院であり、有栖川家の菩提寺は大徳寺の龍光院である。閑院宮家からは、江戸後期に光格天皇が即位して皇室の権威を高め、その父である閑院宮典仁親王には、明治時代に入ると慶光天皇 ( けいこうてんのう ) の諡号が贈られた。現在、慶光天皇の御陵は、閑院宮家ゆかりの廬山寺の境内で管理されている。(2級)

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Posted by きょうすけ at 19:16│Comments(0)神社・寺院
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