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2012年01月18日

第1538問

【第1538問】
比叡山にある延暦寺の中で、実業家であった村井吉兵衛の邸宅が使われた建物はどれか。

ア、文殊楼  イ、大書院  ウ、大講堂  エ、国宝殿

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【第1538問】

<解答> イ、大書院

<解説> 延暦寺は、延暦7 ( 788 ) 年、最澄によって、現在の根本中堂の位置に小規模な寺院が建立され、一乗止観院 ( いちじょうしかんいん ) と名付られた。その後、平安京遷都を行なった桓武天皇の信頼を得て、京都の鬼門 ( 北東 ) を護る国家鎮護の道場として確固たる地位を築いて現在に至っている。建物に関しては織田信長の焼き討ちにあっているため、それ以降のものが大半であるが、現在も国宝の根本中堂をはじめ、100以上の建造物が比叡山全体に点在している。
  そんな中で、大書院 ( だいしょいん ) は、昭和天皇の即位の式に合わせて、たばこ王として知られる村井吉兵衛の邸宅を移築して作られたもので、現在迎賓館として使われており、昭和初期の建築技術の粋を集めた名建築として知られている。文殊楼は、根本中堂の山門にあたり、寛文8 ( 1668 ) 年に焼失後、再建されたものである。大講堂は昭和39 ( 1964 ) 年に坂本にあった讃仏堂を移築したものである。国宝殿は、延暦寺が所蔵する仏像や絵画、工芸品、文書などを収蔵展示している。(2級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)神社・寺院
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