2012年01月01日
第1521問
【第1521問】
今年、没後1150年目を迎えた天台宗の僧侶といえば誰か。
ア、最澄 イ、円仁 ウ、円珍 エ、良源
↓解答はこちら
今年、没後1150年目を迎えた天台宗の僧侶といえば誰か。
ア、最澄 イ、円仁 ウ、円珍 エ、良源
↓解答はこちら
【第1521問】
<解答> イ、円仁
<解説> 円仁 ( えんにん ) は、天台宗を開いた最澄が止観 ( 法華経の注釈書 ) を学ばせた弟子10人のうち、師の代講を任せられるようになった唯一の人物である。最澄同様、唐に渡って 『 入唐求法巡礼行記 』 に詳しく記されているように、苦難の末に最新の密教や多くの経典を持ち帰り、天台宗の総本山である延暦寺の第3代目座主に就任して宗派発展の礎を築いた。今年は円仁の没後1150年目にあたり、延暦寺では1150年遠忌の法要が行われる予定である。
円珍 ( えんちん ) は、円仁同様に唐にわたって最新の密教を学んで帰国し、延暦寺の第5代目座主となって活躍した。後に円珍の弟子たちは、園城寺 ( 三井寺 ) に拠って寺門派を形成した。良源 ( りょうげん ) は、延暦寺の第18代目の座主として全盛期を現出させた名僧である。一般的にはおみくじの考案者としても知られている。(3級)
<解答> イ、円仁
<解説> 円仁 ( えんにん ) は、天台宗を開いた最澄が止観 ( 法華経の注釈書 ) を学ばせた弟子10人のうち、師の代講を任せられるようになった唯一の人物である。最澄同様、唐に渡って 『 入唐求法巡礼行記 』 に詳しく記されているように、苦難の末に最新の密教や多くの経典を持ち帰り、天台宗の総本山である延暦寺の第3代目座主に就任して宗派発展の礎を築いた。今年は円仁の没後1150年目にあたり、延暦寺では1150年遠忌の法要が行われる予定である。
円珍 ( えんちん ) は、円仁同様に唐にわたって最新の密教を学んで帰国し、延暦寺の第5代目座主となって活躍した。後に円珍の弟子たちは、園城寺 ( 三井寺 ) に拠って寺門派を形成した。良源 ( りょうげん ) は、延暦寺の第18代目の座主として全盛期を現出させた名僧である。一般的にはおみくじの考案者としても知られている。(3級)
Posted by きょうすけ at 21:05│Comments(0)
│時事問題