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【第1519問】
除夜の鐘の試し撞きが話題となる知恩院の中で、最も古い建物はどれか。

ア、鐘楼　　イ、勢至堂　　ウ、御影堂　　エ、阿弥陀堂

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【第1519問】

＜解答＞　イ、勢至堂

＜解説＞　知恩院の勢至堂 （ せいしどう ） は、享禄3 （ 1530 ） 年にに再建されたもので、現存する知恩院最古の建造物である。本尊としては、当初法然上人像であったが、現在の御影堂 （ みえどう ） が寛永16 （ 1639 ） 年建立された折に移されたため、その後、法然上人の本地身とされる勢至菩薩像を本尊として祀っており、お堂の名前の由来となった。
　 日本最大級の梵鐘を支える鐘楼は、延宝6 （ 1678 ） 年に建立されたものであり、阿弥陀堂は、知恩院内で明治年間に建てられた唯一の建造物で、明治43 （ 1910 ） 年に再建されたものである。