2011年08月29日
第1396問
【第1396問】
寝殿造の遺構を偲ぶことができる建物ではないのはどれか。
ア、東福寺・三門 イ、宇治上神社・拝殿 ウ、千本釈迦堂・本堂 エ、平等院・鳳凰堂
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寝殿造の遺構を偲ぶことができる建物ではないのはどれか。
ア、東福寺・三門 イ、宇治上神社・拝殿 ウ、千本釈迦堂・本堂 エ、平等院・鳳凰堂
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【第1396問】
<解答> ア、東福寺・三門
<解説> 東福寺の三門は、応永年間 ( 1394 ~ 1428 ) に足利義持が再建し、応仁の乱の兵火を免れた日本最古の三門である。建築の様式としては、鎌倉初期の東大寺再建時に取り入れられた 「 大仏様 」 を構造の主体とし、細部には禅宗様が見事に調和した形で組み合わされている。東福寺における建造物で、寝殿造風の名残りをとどめているのは龍吟庵の方丈であり、国宝に指定されている。
宇治上神社の拝殿、千本釈迦堂の本堂、平等院の鳳凰堂はいずれも寝殿造の作風が見られ、全て国宝となっている。(3級)
<解答> ア、東福寺・三門
<解説> 東福寺の三門は、応永年間 ( 1394 ~ 1428 ) に足利義持が再建し、応仁の乱の兵火を免れた日本最古の三門である。建築の様式としては、鎌倉初期の東大寺再建時に取り入れられた 「 大仏様 」 を構造の主体とし、細部には禅宗様が見事に調和した形で組み合わされている。東福寺における建造物で、寝殿造風の名残りをとどめているのは龍吟庵の方丈であり、国宝に指定されている。
宇治上神社の拝殿、千本釈迦堂の本堂、平等院の鳳凰堂はいずれも寝殿造の作風が見られ、全て国宝となっている。(3級)
Posted by きょうすけ at 16:44│Comments(0)
│建築・庭園・美術