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2011年06月22日

第1339問

【第1339問】
平等院に対し、兵乱によって損害を与えた武将は誰か。

ア、楠木正成  イ、細川勝元  ウ、石田三成  エ、松永久秀

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【第1339問】

<解答> ア、楠木正成

<解説> 平等院は永承7 ( 1052 ) 年、藤原頼通が栄華を極めた父道長の山荘であった宇治殿を寺院に改め、平等院と号したのが起こりである。その後も藤原氏の力によって、境内は壮麗を極めたが、足利尊氏と楠木正成の戦いや、応仁の乱の戦火によって多くの堂塔を焼失した。明応年間 ( 1492 ~ 1501 ) に浄土宗の栄久 ( えいく ) によって復興がなされ、現在は単立寺院として、天台宗の最勝院と浄土宗の浄土院が共同で管理している。
 細川勝元は応仁の乱の際に、東軍の大将として相国寺に陣を敷いた。そのため、相国寺はこの戦いで大きな被害を受けた。石田三成は、関ヶ原の戦いの前哨戦で伏見城を攻撃し、落城させている。松永久秀は、戦国時代の大和国を支配して多聞山城を築いたほか、主家である三好家との戦いのさなか、東大寺を炎上させている。(3級)

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Posted by きょうすけ at 18:00│Comments(0)神社・寺院
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