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2011年06月11日

第1318問

【第1318問】
三十三間堂の本尊は誰の手によって制作されたか。

ア、運慶  イ、快慶  ウ、湛慶  エ、定慶

↓解答はこちら

【第1318問】

<解答> ウ、湛慶

<解説> 三十三間堂は、長寛2 ( 1164 ) 年に後白河法皇の発願によって平清盛によって創建された。その後、、建長元 ( 1249 ) 年の火災で焼失し、文永3 ( 1266 ) 年に再建された。その再建時に、全体の指揮をとったのが運慶の嫡男であった湛慶である。湛慶は、率いていた慶派だけでなく、京都に勢力持っていた院派、円派の仏師たちにも協力を求め、全体の責任者としてこの再建に臨んだ。本尊となった千手千眼菩薩坐像は、湛慶が82歳の傑作である。
 快慶は運慶と同じく慶派を代表する仏師で、阿弥陀如来を多く制作し、京都では、隨心院、醍醐寺、蓮光寺、千本釈迦堂など多くの寺院に作品が残っている。定慶は、千本釈迦堂にある六観音の作者として知られている。(3級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)神社・寺院
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