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2011年05月30日

第1306問

【第1306問】
足利尊氏によって建立された等持院には、誰の木像があるか。

ア、織田信長  イ、豊臣秀吉  ウ、徳川家康  エ、福島正則

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【第1306問】

<解答> ウ、徳川家康 

<解説> 暦応2 ( 1341 ) 年、足利尊氏が夢窓疎石を開山に迎えて、現在の中京に等持院を建立し、暦応4 ( 1343 ) 年に別院の北等持院を衣笠山山麓に創建した。その後、足利尊氏が亡くなった後、北等持院は尊氏の墓所となり、法名にちなんで等持院と改められた。さきに創建された中京の等持院も応仁の乱の後に合併し、禅宗十刹の第一位として壮麗な伽藍が築かれたが、火災などの被害にあい、その度ごとに足利義政や豊臣秀頼、福島正則らの再建により復興した。方丈は妙心寺塔頭海福院から移築されたもので、元和2 ( 1616 ) 年に福島正則が建立したもので、廊下は鶯張りとなっている。また奥にある霊光殿は、足利尊氏の念持仏とされた地蔵尊を中央に、禅宗の祖師達磨大師と等持院の開山夢窓疎石の像を両脇に祀っおり、周囲には室町幕府歴代将軍の木像が安置され、それぞれの人格や特徴をよく表している。右側の奥には徳川家康の42歳の木像があり、厄年を免れるために納められたものと伝わっている。
 織田信長の木像は、墓所がある阿弥陀寺の本堂に安置されている ( 非公開 )。豊臣秀吉の木像といえば、北政所ねねの寺である高台寺や、同じく東山区の西方寺 ( 非公開 ) などにある。(3級)

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Posted by きょうすけ at 10:00│Comments(0)神社・寺院
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