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【第1297問】
源義経が住んでいた源氏堀川館を襲った刺客は誰か。

ア、梶原景季　　イ、土佐坊昌俊　　ウ、佐藤継信　　エ、鷲尾義久

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【第1297問】

＜解答＞　イ、土佐坊昌俊

＜解説＞　平家討伐を成し遂げた源義経であったが、兄頼朝からは危険人物とみなされ、下向した鎌倉から京へ追い返された。その後、鎌倉から京へは、梶原景季 （ かじわらかげすえ ） が使者として送られ、義経にも面会して動向を監視した。日に日に悪化する兄弟のもつれは、ついに頼朝から義経に土佐坊昌俊 （ とさのぼうしょうしゅん ） が刺客として送りこまれまでに至り、もくろみは、敗れて土佐坊昌俊はあえない最期を遂げたか、意を決した義経は都落ちを決意するに至った。
　佐藤継信 （ さとうつぐのぶ ） は奥州藤原氏から送られた義経古参の家臣であったが、 「 屋島の戦い 」 の際に、平家方の勇将であった平教経が放った弓矢から義経を守るために自ら盾となり、犠牲となった。鷲尾義久 （ わしおよしひさ ） は 「 一の谷の戦い 」 の際に現地案内人として用いられた者であり、以後義経の忠実な家臣として最期までつき従い、衣川館で義経に殉じた。（3級）