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2011年05月18日

第1294問

【第1294問】
西本願寺にある 「 見残しの石 」 に関わったのはどこか。

ア、豊臣家  イ、薮内家  ウ、島津家  エ、下間家

↓解答はこちら

【第1294問】

<解答> ウ、島津家 

<解説> 島津家はかつて石山本願寺に石を寄進していたが、その後、領内で浄土真宗を禁教としたことから、本願寺に納められた石の刻印を全て削った。しかし信仰の一端を後世に示すために、一つの石だけ刻印を残したため、その石は 「 見残しの石 」 と呼ばれるようになった。ただ、そのまま残すことを避け、石を 「 斜め 」 にして堀の石垣に使用したため、現在御影堂門の向かって左側の堀の一部となっているその石は、丸に十ではなく、×が描かれたように見える。
  現在の西本願寺は豊臣家が大きく関与している。豊臣秀吉は七条堀川に土地を与えて本願寺の京都における再興を許した。また西本願寺は茶道家である藪内家を保護し、現在も本願寺の茶会は藪内家が行っている。現在親鸞聖人750回大遠忌期間中に公開されている国宝の北能舞台は、徳川家康の能の師匠役も努めた下間仲孝が家康の要請で設計し、駿府城に建てたものである。 その後、家康から下間家 ( しもつまけ ) に与えられため、下間家はそれを西本願寺に寄進し、現在は白書院の北側に置かれている。

※本日のNHK歴史秘話ヒストリアは 「 関ヶ原、奇跡の敵中突破!~九州最強・島津兄弟の生きるチカラ~ 」 です。
  http://www.nhk.or.jp/historia/schedule/index.html   お楽しみに!


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Posted by きょうすけ at 08:33│Comments(0)生活・行事
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