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【第1293問】
洛北にある妙満寺を開いた人物といえば誰か。

ア、日什　　イ、日真　　ウ、日秀　　エ、日乾

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【第1293問】

＜解答＞　ア、日什

＜解説＞　妙満寺は顕本法華宗の総本山で、康応元 （ 1398 ） 年に日什 （ にちじゅう ） 上人が六条坊門室町に創建し、天文元 （ 1532 ） 年には後奈良天皇の勅願寺となった。約400年間二条寺町にあったが、昭和43年に現在地に移転した。寺宝として安珍・清姫ゆかりの紀州道成寺の鐘が伝わり、松永貞徳作の名庭 「 雪の庭 」 が本坊の庭として復元されている。
　日真 （ にっしん ） は、本隆寺を、日秀 （ にっしゅう ） は本満寺を、日乾 （ にちけん ） は常照寺をそれぞれ創建した。他に知っておくべき、日蓮宗の僧侶としては、本法寺を開いた日親 （　にっしん ） 、妙顕寺と妙蓮寺を開き、宝塔寺に墓のある日像 （ にちぞう ） 、松ヶ崎大黒天を開いた日英 （ にちえい ） 、本能寺を開いた日隆 （ にちりゅう ） 、常寂光寺を開いた日禛 （ にっしん ） らがいる。（2級）