2011年04月25日
第1271問
【第1271問】
次のうち比叡山出身の僧侶といえば誰か。
ア、武蔵坊弁慶 イ、矢切の但馬 ウ、筒井浄妙 エ、一来法師
↓解答はこちら
次のうち比叡山出身の僧侶といえば誰か。
ア、武蔵坊弁慶 イ、矢切の但馬 ウ、筒井浄妙 エ、一来法師
↓解答はこちら
【第1271問】
<解答> ア、武蔵坊弁慶
<解説> 武蔵坊弁慶は、かつて比叡山の山門派の僧侶であったが、後に源義経となる牛若丸に出会って主従の契りを結び、以後は義経に従って各地を転戦した。
その他の選択肢は、全て三井寺の僧兵として活躍した人物である。 『 平家物語 』 巻第四の橋合戦にてその様子が詳しく描かれている。源頼政が以仁王を奉じて打倒平家の兵を挙げたが、衆寡敵せず、平家の追っ手を宇治の平等院で迎えることとなった時、三井寺の五智院の但馬は、平家方から無数に浴びせられる矢を次々と長刀で切って捨て続けたことから、 「 矢切の但馬 」 と称された。また同じく三井寺の筒井浄妙は、宇治橋の上で散々に平家方を切って回り、長刀も太刀も失うと、その後ろで戦っていた一来法師が、 「 悪しう候 、御免あれ 」 と声をかけて、筒井浄妙の頭上を飛び越え、敵方へ飛び込んで華々しく討ち死にした。この有名なシーンは、祇園祭の浄妙山となって現在に語り継がれている。(3級)
<解答> ア、武蔵坊弁慶
<解説> 武蔵坊弁慶は、かつて比叡山の山門派の僧侶であったが、後に源義経となる牛若丸に出会って主従の契りを結び、以後は義経に従って各地を転戦した。
その他の選択肢は、全て三井寺の僧兵として活躍した人物である。 『 平家物語 』 巻第四の橋合戦にてその様子が詳しく描かれている。源頼政が以仁王を奉じて打倒平家の兵を挙げたが、衆寡敵せず、平家の追っ手を宇治の平等院で迎えることとなった時、三井寺の五智院の但馬は、平家方から無数に浴びせられる矢を次々と長刀で切って捨て続けたことから、 「 矢切の但馬 」 と称された。また同じく三井寺の筒井浄妙は、宇治橋の上で散々に平家方を切って回り、長刀も太刀も失うと、その後ろで戦っていた一来法師が、 「 悪しう候 、御免あれ 」 と声をかけて、筒井浄妙の頭上を飛び越え、敵方へ飛び込んで華々しく討ち死にした。この有名なシーンは、祇園祭の浄妙山となって現在に語り継がれている。(3級)
Posted by きょうすけ at 23:58│Comments(0)
│歴史・史跡