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2010年12月02日

第1128問

【第1128問】
大徳寺にある涅槃図は誰の手によるものか。

ア、狩野松栄  イ、狩野正信  ウ、狩野光信  エ、狩野山雪

↓解答はこちら

【第1128問】

<解答> ア、狩野松栄

<解説> 大徳寺の涅槃図は、永禄6 ( 1563 ) 年に狩野松栄が45歳で描いたもので重要文化財に指定されている。また明兆が描いた東福寺の涅槃図、長谷川等伯が描いた本法寺の涅槃図とともに京都三大涅槃図に数えられている。
 狩野正信は狩野派の祖とされる人物で、室町幕府の御用絵師を勤め、水墨画の本流を汲みつつ、人物画など幅広いジャンルに挑戦し、どの分野でも明快でわかりやすい絵を描いたことから人気を博した。狩野光信は狩野永徳の長男として生まれ、作品としては園城寺勧学院客殿の障壁画や相国寺法堂の雲龍図 ( 鳴き龍 ) が名高い。狩野山雪は、京狩野の祖である狩野山楽の養子となり、妙心寺天球院方丈障壁画に優れた作品を残している。(2級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)建築・庭園・美術
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