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【第1124問】鞍馬寺にゆかりのある女性といえば誰か。

ア、大田垣蓮月尼　　イ、与謝野晶子　　ウ、瀬戸内寂静　　エ、村岡局

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【第1124問】

＜解答＞　イ、与謝野晶子

＜解説＞　鞍馬寺の宗派である鞍馬弘教を開宗した信楽香雲は与謝野晶子の直弟子で、大正時代から交流があった。このため、鞍馬寺には与謝野鉄幹・与謝野晶子の遺品等を展示した与謝野記念室があり、また、与謝野晶子の書斎 「 冬柏亭 （ とうはくてい ） 」 と遺品が東京から移された。
　歌人であり、陶芸家でもあった大田垣蓮月は晩年を神光院で過ごし、墓は西側の西方寺にある。作家であり、尼僧でもある瀬戸内寂聴は、嵯峨野に寂庵をいう寺坊を持つ。村岡局 （ むらおかつぼね ） は近衛家の老女として幕末に活躍した女性で、尊王攘夷の志士との交流も深っかった。維新後は北嵯峨にある直指庵 （ じきしあん ） にて余生を送っている。（3級）