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2010年11月18日

第1114問

【第1114問】
「 市の聖 」 と称された空也上人が病を治した天皇は誰か。

ア、宇多天皇  イ、醍醐天皇  ウ、朱雀天皇  エ、村上天皇

↓解答はこちら  

【第1114問】

<解答> エ、村上天皇

<解説> 空也上人は、村上天皇の御代に疫病が蔓延していたため、本尊とした十一面観音立像を車に乗せて引きながら歩き、念仏を唱え、病人に茶をふるまって多くの人を救ったと伝えられる。また村上天皇自身の病も茶を献じて回復させ、この故事から現在六波羅蜜寺では1月1日~3日に皇服茶と称するお茶をいただける。
 平安中期に即位した宇多天皇は菅原道真を登用して、皇室の権力強化を図った。続いて即位した醍醐天皇は道真を左遷したが、その後は 「 延喜の治 」 と呼ばれる天皇親政を展開した。その後を継いだ朱雀天皇は、平将門や藤原純友の乱などがあったこともあり、早くに仁和寺に入って村上天皇に位を譲った。(3級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)歴史・史跡
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