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【第1090問】
京都市伏見区にある地名といえばどれか。

ア、馬町　　イ、化野　　ウ、納所　　エ、神足

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【第1090問】

＜解答＞　ウ、納所

＜解説＞　納所（のうそ）付近には淀津という港があり、西国などから運ばれてきた物資が水揚げされて、それを保管する倉庫が並んでいたことから地名となったとされる。
　馬町 （ うままち ） は東山七条の南側の地名で、かつて馬の市場があったことから地名となったとされる。鎌倉時代は鎌倉と京都を結んだ渋谷街道が繋がっており、現在もその名残をみることができる。化野 （ あだしの ） は奥嵯峨あたりの地名であり、鳥辺野、蓮台野とともに京都三無常 （ 葬送地 ） の一つである。神足 （ こうたり ） は長岡京にあり、桓武天皇が見た夢に基づく地名である。その夢とは、田村 （ 神足村の旧名 ） の池に天から神が降り立ち、宮中を南から襲おうとした悪霊を防いでおられたというもので、夢から目覚めた桓武天皇は、田村にこの神を祀る神を建てさせ （ 現在の神足神社 ） 、太刀と絹を秘蔵させたというものである。（3級）