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2010年09月29日

第1064問

【第1064問】
広島県の安国寺から方丈を移築してきたのはどこか。

ア、建仁寺  イ、南禅寺  ウ、等持院  エ、大徳寺

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【第1064問】

<解答> ア、建仁寺

<解説> 建仁寺は、鎌倉時代の建仁2 ( 1202 ) 年、日本臨済宗の開祖である栄西禅師によって京都初の禅寺として創建され、時の元号をとって建仁寺と名付けられた。当初は天台・真言・禅の三宗兼学とされたが、円爾弁円 ( えんにべんねん ) や蘭渓道隆 ( らんけいどうりゅう ) らによって禅宗寺院として確立し、室町時代には京都五山の第三位となった。応仁の乱などの戦乱によって創建当時の建物は失われたが、広島県の安国寺から移した方丈や、「 矢根門 ( やのねもん ) 」 と呼ばれる鎌倉後期の勅使門など、禅宗寺院の伽藍配置をよく残している。
 南禅寺の方丈は、天正年間 ( 1573 ~ 92 ) に御所から移建したものとされ、広縁の欄間 ( らんま ) 彫刻、天井、板扉の形式とともに近世宮室建築の姿を伝えている。等持院の方丈は妙心寺の海福院から福島正則が移築したものである。大徳寺の方丈は江戸初期に、京都の豪商である後藤益勝の寄進で建てられたもので、国宝に指定されている。

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