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2010年08月30日

第1033問

【第1033問】
松尾大社の本殿の建築形式はなんと呼ばれているか。

ア、流造  イ、権現造  ウ、両流造  エ、比翼春日造

↓解答はこちら

【第1033問】

<解答> ウ、両流造

<解説> 松尾大社の重要文化財の本殿は応永4 ( 1397 ) 年の建築で、天文11 ( 1542 ) 年に大修理が行われており、両流造 ( りょうながれづくり ) と称される珍しい形式である。流造とは正面前方の屋根が長く延びた神社建築の形式であるが、両流造とは後方にも屋根を延ばした形式で、別名 「 松尾造 」 とも称されている。
 流造は神社建築の主流を占める建築形式で、上賀茂神社や下鴨神社の国宝の本殿が代表例として挙げられる。権現造は日光東照宮の形式から名前が取られているが、別名八棟造 ( やつむねづくり ) と呼ばれており、京都では北野天満宮にその形式をみることができる。比翼春日造 ( ひよくかすがづくり ) は春日造を横に並行して並べた形式で、平野神社にのみ見れられる形式である。(3級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)建築・庭園・美術
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