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2010年08月05日

第1008問

【第1008問】
神社の建築で、横からみると屋根の形式がM字形になっているのはどれか。

ア、春日造  イ、八幡造  ウ、祗園造  エ、権現造

↓解答はこちら

【第1008問】

<解答> イ、八幡造

<解説> 八幡造は切妻造、平入の前殿・後殿を並べて建て、その間を石の間で繋ぎ、共通の樋を石の間の上に設ている。横からみると屋根の形式がM字形になっており、石清水八幡宮本殿がその代表例である。
 春日造は奈良の春日大社に見られる形式である。切妻造の妻入で、正面に向拝と呼ぶ庇をもつ形式を基本とし、吉田神社本宮がその代表例である。祇園造は別棟として造られた本殿と拝殿を一つの屋根で覆っており、四方には庇を巡らせ、前面には礼堂が設けられている。 「 祗園社 」 と呼ばれてきた八坂神社特有のものである。権現造は寄棟造、平入の本殿と拝殿の間に石の間を置くが、それぞれの大きさが違うことから屋根の形は八幡造より複雑になる。そのため八棟造 ( やつむねづくり ) と称されており、北野天満宮本殿がその代表例である。(2級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)建築・庭園・美術
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