2010年07月14日
第986問
【第986問】
京都三奇祭の一つである 「 鞍馬の火祭 」 はどこの神社のお祭か。
ア、貴船神社 イ、山住神社 ウ、石座神社 エ、由岐神社
↓解答はこちら
京都三奇祭の一つである 「 鞍馬の火祭 」 はどこの神社のお祭か。
ア、貴船神社 イ、山住神社 ウ、石座神社 エ、由岐神社
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【第986問】
<解答> エ、由岐神社
<解説> 由岐神社は鞍馬寺の鎮守社で、靫 ( ゆき ) 明神と称される。もともと宮中に祀られていたが、朱雀天皇の勅命によって都の北方を守護することとなり、遷座するときに里人がかがり火を焚いて迎えたのが「 鞍馬の火祭 」の起こりである。
貴船神社は、神武天皇の母である玉依姫が、貴船川をさかのぼって祠を建てたのが起こりである。鴨川の水源地にあたることもあり、水の神として崇敬を集めている。山住神社は、もともと磐座 ( いわくら ) と呼ばれる日本の古代信仰の遺跡である。平安遷都に際して桓武天皇は、京都の東西南北の霊地にある磐座に悪霊退散の経文を埋めたという伝説も残り、その場合はこちらが北の磐座にあたると考えられている。社殿は無く、背後の山を神の鎮座する山としてご神体とし、巨大な石を神々の降臨する場として現在も祀られている。古来、石座神社と呼ばれていたが、10世紀後半に大雲寺創建時に八所明神という名の神社に勧請され、明治に入るとそちらの神社が石座神社となったことから、本来の石座神社は山住神社と名を改められた。現在も石座神社のお旅所としての役割を担っている。石座神社は、天禄2 ( 971 ) 年に隣接する大雲寺創建にあたって、石座神社 ( 現在の山住神社 ) から岩倉の産土神である石座大明神を勧請し鎮守社としたのが起こりである。以来、1000年以上の長きに渡って岩倉の産土神として深く尊崇されてきた。(3級)
<解答> エ、由岐神社
<解説> 由岐神社は鞍馬寺の鎮守社で、靫 ( ゆき ) 明神と称される。もともと宮中に祀られていたが、朱雀天皇の勅命によって都の北方を守護することとなり、遷座するときに里人がかがり火を焚いて迎えたのが「 鞍馬の火祭 」の起こりである。
貴船神社は、神武天皇の母である玉依姫が、貴船川をさかのぼって祠を建てたのが起こりである。鴨川の水源地にあたることもあり、水の神として崇敬を集めている。山住神社は、もともと磐座 ( いわくら ) と呼ばれる日本の古代信仰の遺跡である。平安遷都に際して桓武天皇は、京都の東西南北の霊地にある磐座に悪霊退散の経文を埋めたという伝説も残り、その場合はこちらが北の磐座にあたると考えられている。社殿は無く、背後の山を神の鎮座する山としてご神体とし、巨大な石を神々の降臨する場として現在も祀られている。古来、石座神社と呼ばれていたが、10世紀後半に大雲寺創建時に八所明神という名の神社に勧請され、明治に入るとそちらの神社が石座神社となったことから、本来の石座神社は山住神社と名を改められた。現在も石座神社のお旅所としての役割を担っている。石座神社は、天禄2 ( 971 ) 年に隣接する大雲寺創建にあたって、石座神社 ( 現在の山住神社 ) から岩倉の産土神である石座大明神を勧請し鎮守社としたのが起こりである。以来、1000年以上の長きに渡って岩倉の産土神として深く尊崇されてきた。(3級)
Posted by きょうすけ at 11:39│Comments(0)
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