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2010年06月13日

第955問

【第955問】
売茶翁と称される高遊外が東山に設けた茶亭はどれか。

ア、遼廓亭  イ、通仙亭  ウ、含翠軒  エ、蔵六庵

↓解答はこちら

【第955問】

<解答> イ、通仙亭

<解説> 高遊外 ( こうゆうがい ) は江戸前期の黄檗宗の僧であり、煎茶の中興の祖とされる人物である。61歳で東山に通仙亭 ( つうせんてい ) を設け、客に煎茶でもてなしながら、真の禅の精神を含蓄のある問答で説き続けた。親交の深かった相国寺第113世 大典顯常によって 『 売茶翁伝 』 が記され、同じく交流のあった伊藤若冲も、特徴を捉えた肖像画を書き残している。
  遼廓亭 ( りょうかくてい ) は、尾形光琳の屋敷から移築した茶室で、飛濤亭 ( ひとうてい ) とともに仁和寺の御室御殿にある。含翠軒 ( がんすいけん ) は泉涌寺の塔頭である来迎院にある茶室で、檀家であった大石内蔵助によって造られた。蔵六庵 ( ぞうろくあん ) は、龍安寺にある非公開の茶室である。こちらの露地には水戸光圀公寄進と伝わる 「 知足の蹲踞 」 がある。(2級)

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Posted by きょうすけ at 23:41│Comments(0)芸術・文化
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