2010年02月25日
第847問
【第847問】
出水七不思議の中でお釈迦の涅槃の形が浮かび上がった門がある寺院はどこか。
ア、地福寺 イ、華光寺 ウ、極楽寺 エ、五劫院
↓解答はこちら
出水七不思議の中でお釈迦の涅槃の形が浮かび上がった門がある寺院はどこか。
ア、地福寺 イ、華光寺 ウ、極楽寺 エ、五劫院
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【第847問】
<解答> エ、五劫院
<解説> 千本出水の交差点から西側に伸びる出水通には南北に寺院が立ち並んでいる。宗派は様々であるが、多くは豊臣秀吉の聚楽第建設に従ってこちらに移ってきたと伝わる。聚楽第の時代は華やかであったが、その前後は付近一帯が松林や竹林が鬱蒼と茂る寂しい場所であったことから、様々な不思議な伝説が残ったと考えられる。
五劫院のくぐり戸の上部には木目が入っており、その形がお釈迦様の涅槃のように見えることから出水七不思議のひとつに数えられている。地福寺の本尊薬師如来は日限薬師 ( ひぎりやくし ) と呼ばれ、穴の開いた小石が奉納すると聞こえない耳が治るとされる。華光寺には五色椿 ( 現在はなくなった ) と晴れた日でも水滴を落としたという時雨松 ( かつての根元のみ鐘楼下に安置 ) があった。極楽寺の潜り戸は、なぜか扉の左右に二つ備わっている。
他には観音寺の山門の扉は、かつての伏見城の牢屋の門と伝えられ、この門の潜り戸が風で開くと人の泣き声がするという。また光清寺の弁天堂に祀られた 「 浮かれ猫 」 は、近くの五番町の宴の音楽に合わせて猫が女性に変身して踊ったことから、住職が法力で封じ込めて金網をかけたという伝説が残る。(2級)
<解答> エ、五劫院
<解説> 千本出水の交差点から西側に伸びる出水通には南北に寺院が立ち並んでいる。宗派は様々であるが、多くは豊臣秀吉の聚楽第建設に従ってこちらに移ってきたと伝わる。聚楽第の時代は華やかであったが、その前後は付近一帯が松林や竹林が鬱蒼と茂る寂しい場所であったことから、様々な不思議な伝説が残ったと考えられる。
五劫院のくぐり戸の上部には木目が入っており、その形がお釈迦様の涅槃のように見えることから出水七不思議のひとつに数えられている。地福寺の本尊薬師如来は日限薬師 ( ひぎりやくし ) と呼ばれ、穴の開いた小石が奉納すると聞こえない耳が治るとされる。華光寺には五色椿 ( 現在はなくなった ) と晴れた日でも水滴を落としたという時雨松 ( かつての根元のみ鐘楼下に安置 ) があった。極楽寺の潜り戸は、なぜか扉の左右に二つ備わっている。
他には観音寺の山門の扉は、かつての伏見城の牢屋の門と伝えられ、この門の潜り戸が風で開くと人の泣き声がするという。また光清寺の弁天堂に祀られた 「 浮かれ猫 」 は、近くの五番町の宴の音楽に合わせて猫が女性に変身して踊ったことから、住職が法力で封じ込めて金網をかけたという伝説が残る。(2級)
Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)
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