2010年02月14日
第836問
【第836問】
斎藤時頼との悲恋で知られる女性といえば誰か。
ア、祇王 イ、小督 ウ、横笛 エ、袈裟
↓解答はこちら
斎藤時頼との悲恋で知られる女性といえば誰か。
ア、祇王 イ、小督 ウ、横笛 エ、袈裟
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【第836問】
<解答> ウ、横笛
<解説> 宮中警護に当たる滝口の武士であった斎藤時頼は、建礼門院に仕えた横笛と恋仲となった。しかし身分違いの恋を父に許されず、想いを断ち切るために出家をし、滝口入道と呼ばれた。それを聞いた横笛は必死に滝口入道を探すが、滝口入道は修行の妨げとなると涙ながらに会うことを拒み、ついに女人禁制の高野山へ入った。悲しみにくれる横笛は川に身を投げたとも出家したとも伝えられる。その後、滝口入道は修行を続け、高野山の大円院の第8代住職を務め、平重盛の子である平維盛の入水にも立ち会った。
祇王は白拍子として平清盛の寵愛を受けたが、仏御前の出現によって嵯峨野へ追われ、念仏三昧の日々を送った女性である。小督は琴の名手として知れれ、高倉天皇の寵愛を一身に受けた。しかし娘を天皇に嫁がせた平清盛の怒りを買い、嵯峨野のに隠れ住む。あきらめきれない高倉天皇に請われて再度宮中へ戻るものの、それを知った清盛が強制的に出家させたという。その結果、高倉天皇は悲しみの中崩御され、小督はその菩提を弔いながら過ごしたと伝えられる。現在高倉天皇陵の中には小督の墓もあり、寄り添うように静かに眠っている。袈裟は渡辺渡の妻であったが遠藤盛遠から求愛され、その激しい情熱的で強引な行動についに自ら夫の身代わりとなって死を選んだ女性である。(3級)
<解答> ウ、横笛
<解説> 宮中警護に当たる滝口の武士であった斎藤時頼は、建礼門院に仕えた横笛と恋仲となった。しかし身分違いの恋を父に許されず、想いを断ち切るために出家をし、滝口入道と呼ばれた。それを聞いた横笛は必死に滝口入道を探すが、滝口入道は修行の妨げとなると涙ながらに会うことを拒み、ついに女人禁制の高野山へ入った。悲しみにくれる横笛は川に身を投げたとも出家したとも伝えられる。その後、滝口入道は修行を続け、高野山の大円院の第8代住職を務め、平重盛の子である平維盛の入水にも立ち会った。
祇王は白拍子として平清盛の寵愛を受けたが、仏御前の出現によって嵯峨野へ追われ、念仏三昧の日々を送った女性である。小督は琴の名手として知れれ、高倉天皇の寵愛を一身に受けた。しかし娘を天皇に嫁がせた平清盛の怒りを買い、嵯峨野のに隠れ住む。あきらめきれない高倉天皇に請われて再度宮中へ戻るものの、それを知った清盛が強制的に出家させたという。その結果、高倉天皇は悲しみの中崩御され、小督はその菩提を弔いながら過ごしたと伝えられる。現在高倉天皇陵の中には小督の墓もあり、寄り添うように静かに眠っている。袈裟は渡辺渡の妻であったが遠藤盛遠から求愛され、その激しい情熱的で強引な行動についに自ら夫の身代わりとなって死を選んだ女性である。(3級)
Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)
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