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2010年02月11日

第833問

【第833問】
浄土真宗を開いた親鸞聖人が著した本といえばどれか。

ア、正法眼蔵  イ、教行信証  ウ、興禅護国論  エ、立正安国論

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【第833問】

<解答> イ、教行信証 

<解説> 親鸞聖人は自らの教えの全てを全六巻からなる 「 教行信証 ( きょうぎょうしんしょう ) 」 に注ぎ込んだ。そのため浄土真宗において、根本聖典という位置づけである。親鸞聖人の教えを著したものに弟子の唯円が書いた 「 歎異抄 ( たんにしょう ) 」 もある。
  「正法眼蔵 ( しょうほうげんぞう ) 」 は曹洞宗を開いた道元禅師が20年を越える年月をかけて著した本で、87巻には曹洞宗の真髄が記されている。「 興禅護国論 ( こうぜんごこくろん ) 」 は、臨済宗を開いた栄西禅師が著した。二度の中国への留学で禅の真髄に触れ、日本での布教に取り掛かった栄西であったが、まだまだ比叡山などの旧勢力の圧力が強かった。そのため、禅を盛んにすることはひいては日本を守ることに繋がるということをこの書物で述べている。栄西は、喫茶の風習も日本に持ち帰り、 「 喫茶養生記 (きっさようじょうき ) 」 も著した。「 立正安国論 ( りっしょうあんこくろん ) 」 は日蓮宗を開いた日蓮上人が鎌倉幕府第5代目執権の北条時頼に対して提出するために著したもので、法華経の教えを中心とした国家運営を提案している。(2級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)歴史・史跡
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