2010年01月20日
第811問
【第811問】
芬陀院の庭園を作庭した水墨画家として名高い僧は誰か。
ア、明兆 イ、如拙 ウ、周文 エ、雪舟
↓解答はこちら
芬陀院の庭園を作庭した水墨画家として名高い僧は誰か。
ア、明兆 イ、如拙 ウ、周文 エ、雪舟
↓解答はこちら
【第811問】
<解答> エ、雪舟
<解説> 雪舟は室町時代に活躍し、水墨画を大成した人物として歴史上も最もよく知られている。岡山県で生まれ、幼い頃近くの宝福寺に入ったが、その宝福寺が東福寺の末寺であったことから、東福寺に参禅した際には、芬陀院で寝起きした。そのことが縁となって、後に芬陀院の南庭を手がけている。10歳で京都の相国寺へ入って修行を積み、大内氏の庇護をうけて周防に移り、明へ渡って絵を研究し、水墨画を大成させた。
雪舟の師匠であったのが周文 ( しゅうぶん ) である。周文は相国寺の運営に携わりながら、幕府の御用絵師も務めた。周文の師匠にあたるのが同じく相国寺の僧であった如拙 ( じょせつ ) である。如拙の代表作としては妙心寺退蔵院に所蔵されている国宝 「瓢鮎図 ( ひょうねんず ) 」 が挙げられる。また明兆 ( みんちょう ) は東福寺の僧であると同時に寺院専属の画家として活躍し、三門の天井画をはじめ多くの作品を残した。(2級)
<解答> エ、雪舟
<解説> 雪舟は室町時代に活躍し、水墨画を大成した人物として歴史上も最もよく知られている。岡山県で生まれ、幼い頃近くの宝福寺に入ったが、その宝福寺が東福寺の末寺であったことから、東福寺に参禅した際には、芬陀院で寝起きした。そのことが縁となって、後に芬陀院の南庭を手がけている。10歳で京都の相国寺へ入って修行を積み、大内氏の庇護をうけて周防に移り、明へ渡って絵を研究し、水墨画を大成させた。
雪舟の師匠であったのが周文 ( しゅうぶん ) である。周文は相国寺の運営に携わりながら、幕府の御用絵師も務めた。周文の師匠にあたるのが同じく相国寺の僧であった如拙 ( じょせつ ) である。如拙の代表作としては妙心寺退蔵院に所蔵されている国宝 「瓢鮎図 ( ひょうねんず ) 」 が挙げられる。また明兆 ( みんちょう ) は東福寺の僧であると同時に寺院専属の画家として活躍し、三門の天井画をはじめ多くの作品を残した。(2級)
Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)
│神社・寺院