2010年01月19日
第810問
【第810問】
嵯峨天皇に仕えた人物でないのは誰か。
ア、小野篁 イ、空海 ウ、橘逸勢 エ、菅原道真
↓解答はこちら
嵯峨天皇に仕えた人物でないのは誰か。
ア、小野篁 イ、空海 ウ、橘逸勢 エ、菅原道真
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【第810問】
<解答> エ、菅原道真
<解説> 菅原道真は宇多天皇に仕えて重用され、醍醐天皇の御世には右大臣にまで昇進したが、左大臣であった藤原時平の讒言にあって大宰府に流され、無念の死を遂げた。その後、怨霊となって都に災いをもたらしたとされ、現在は太宰府天満宮や北野天満宮に祭神として祀られている。
残る選択肢の人物は全て嵯峨天皇に仕えた。小野篁は嵯峨天皇を批判して島流しに遭うなど反骨精神を持ち合わせた文武両道の貴族であり、その能力の高さから昼間は嵯峨天皇に仕え、夜は閻魔大王に仕えていたという伝説を持つ。空海は唐からの留学から帰国すると、先に帰国して日本の宗教界の第一者となっていた最澄からも認められるほどの実力を発揮し、日本に密教をもたらした。橘逸勢 ( たちばなのはやなり ) は、貴族として嵯峨天皇に仕え、空海とともに三筆 ( さんぴつ ) と称された。(3級)
<解答> エ、菅原道真
<解説> 菅原道真は宇多天皇に仕えて重用され、醍醐天皇の御世には右大臣にまで昇進したが、左大臣であった藤原時平の讒言にあって大宰府に流され、無念の死を遂げた。その後、怨霊となって都に災いをもたらしたとされ、現在は太宰府天満宮や北野天満宮に祭神として祀られている。
残る選択肢の人物は全て嵯峨天皇に仕えた。小野篁は嵯峨天皇を批判して島流しに遭うなど反骨精神を持ち合わせた文武両道の貴族であり、その能力の高さから昼間は嵯峨天皇に仕え、夜は閻魔大王に仕えていたという伝説を持つ。空海は唐からの留学から帰国すると、先に帰国して日本の宗教界の第一者となっていた最澄からも認められるほどの実力を発揮し、日本に密教をもたらした。橘逸勢 ( たちばなのはやなり ) は、貴族として嵯峨天皇に仕え、空海とともに三筆 ( さんぴつ ) と称された。(3級)
Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)
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