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2010年01月14日

第805問

【第805問】
毘沙門天は、別の名ではどのように呼ばれているか。

ア、持国天  イ、増長天  ウ、広目天  エ、多聞天

↓解答はこちら

【第805問】

<解答> エ、多聞天

<解説> 毘沙門天はもともとインドの神であるクーベラが前身とされる財宝の神である。ヴァイシュラヴァナという名前であり、その父であるヴィシュラヴァスは 「 よく聞く所の者 」 と約されることから多聞天と表記され、持国天増長天広目天とともに四天王の一角を占める仏となった。ただし、独尊像として祀られた際には毘沙門天と名前が変わる。密教においては十二天の一尊で北方を守護するとされ、また日本独自の信仰として七福神の一尊とされる。
  余談であるが、毘沙門天はもともとインドの財宝神であり、インドでは炭鉱を掘る人々の間で信仰された。その炭鉱の形が百足の形に似ていることから百足が毘沙門天の使いとされ、現在でも毘沙門天を守っている。また毘沙門天は寅の年、寅の月、寅の日、寅の刻に現れたことから寅も毘沙門天を守護するとされる。(3級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)建築・庭園・美術
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