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2009年12月22日

第782問

【第782問】
天龍寺の選仏場の雲龍図は誰が描いたものか。

ア、小泉淳作  イ、平山郁夫  ウ、加山又造  エ、幸野楳嶺

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【第782問】

<解答> ウ、加山又造

<解説> 天龍寺の選仏場の雲龍図はかつて鈴木松年 ( すずきしょうねん ) の筆による雲龍図が掲げられていたが、和紙の上にかかれていたため、老朽化して修復が不可能となり、京都出身の加山又造に新しい雲龍図を依頼した。平成9 ( 1997 ) 年に完成した雲龍図は八方にらみのみならず、見るものが移動すると龍まで動いているかのような錯覚に陥る手法が取られている。
  小泉淳作 ( こいずみじゅんさく ) は鎌倉市生まれの日本画家で、京都では建仁寺の法堂の双龍図を描いている。平山郁夫 ( ひらやまいくお ) は現代日本画家でも突出した存在の持ち主である。その活動は日本のみならずシルクロードを中心にアジアにも広がっており、奈良の薬師寺玄奘三蔵院の壁画にもその活動の成果が現われている ( 本年12月に死去 ) 。幸野楳嶺 ( こうのばいれい ) は江戸末期から明治初期にかけての日本画家で、竹内栖鳳など多くの門弟も育てている。(2級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)建築・庭園・美術
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