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【第669問】
泉涌寺の塔頭即成院に関わるもので、適切でないものはどれか。

ア、橘行平 　イ、那須与一 　ウ、阿弥陀如来と二十五菩薩 　エ、恵心僧都

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【第669問】

＜解答＞　ア、橘行平

＜解説＞　即成院を創建したのは藤原頼通の子である橘俊綱 （ たちばなのとしつな ） で、源信が伏見に建立した光明院を前身として、恵心僧都作とされる阿弥陀如来と二十五菩薩を安置して創建した。その後、平安末期には、源平合戦で大活躍した那須与一が訪れて病気平癒のご利益を受け、戦後にこちらで出家したと伝わる。境内には那須与一の墓もあり、自由に参拝することができる。
　 橘行平 （ たちばなのゆきひら ） は、因幡薬師堂 （ 平等寺 ） を創建した人物である。余談であるが兄である橘則光 （ たちばなののりみつ ） は、清少納言の夫である。（2級）