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2009年09月11日

第630問

【第630問】
浄土真宗の中興の祖と仰がれる蓮如上人が出家した場所はどこか。

ア、誕生院  イ、延暦寺  ウ、青蓮院  エ、大徳寺

↓解答はこちら

【第630問】

<解答> ウ、青蓮院

<解説> 青蓮院は天台三門跡寺院の一つで、親鸞聖人が出家した寺院としても知られている。本願寺第八世となった蓮如上人の頃は勢いが衰え、青蓮院の一末寺に転落していたこともあり、蓮如上人も青蓮院で出家している。しかし、その後、この蓮如上人の大活躍によって本願寺は大きく躍進したため、中興の祖と仰がれている。
  誕生院は親鸞聖人が生まれた日野にある。貴族であった日野有範 ( ありのり ) 長男に生まれるが9歳で青蓮院の住職であった慈円のもと出家した。その後延暦寺で修行をするが飽き足らず、ついに六角堂にて百日参篭を行い、法然に会いに行けという聖徳太子からのお告げをもらう。以後、法然の高弟として住持するが、承元の法難にあって越後へ流され、以後関東を中心に布教を行った。大徳寺は、蓮如上人と信仰のあった一休宗純が再興した洛北随一の禅宗寺院である。(2級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)歴史・史跡
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