2009年08月20日
第607問
【第607問】
六地蔵のうち鳥羽地蔵の名で知られるのはどこの寺院か。
ア、源光寺 イ、上善寺 ウ、徳林庵 エ、浄禅寺
↓解答はこちら
六地蔵のうち鳥羽地蔵の名で知られるのはどこの寺院か。
ア、源光寺 イ、上善寺 ウ、徳林庵 エ、浄禅寺
↓解答はこちら
【第607問】
<解答> エ、浄禅寺
<解説> 六地蔵は小野篁が他界し冥土で生身の地蔵菩薩に出会ってその教えにしたがって生き返り、その後一本の桜の大木から6体の地蔵菩薩像を刻んで、木幡の里に安置したことに端を発する。平安末期、この話を知った後白河天皇は、平清盛に勅命を下し、清盛は西光法師に命じて洛中の入口6カ所にそれぞれ六角円堂を建て1体ずつ安置したのが起こりと伝えられる。これにより庶民に地蔵信仰が広まり、六地蔵巡りの風習が室町時代に始まったと文献には記されているが、現在の六ヶ所を回る形が定着したのは江戸初期と考えられている。
六地蔵と称する地蔵は現在次の通りとなっている。伏見六地蔵 ( 奈良街道 ) は大善寺、鳥羽地蔵 ( 西国街道 ) は浄禅寺、桂地蔵 ( 丹波、山陰街道 ) は地蔵寺、常盤地蔵 ( 周山街道 ) は源光寺、鞍馬口地蔵 ( 鞍馬街道 ) は上善寺、山科地蔵 ( 東海道 ) は徳林庵である。(2級)
<解答> エ、浄禅寺
<解説> 六地蔵は小野篁が他界し冥土で生身の地蔵菩薩に出会ってその教えにしたがって生き返り、その後一本の桜の大木から6体の地蔵菩薩像を刻んで、木幡の里に安置したことに端を発する。平安末期、この話を知った後白河天皇は、平清盛に勅命を下し、清盛は西光法師に命じて洛中の入口6カ所にそれぞれ六角円堂を建て1体ずつ安置したのが起こりと伝えられる。これにより庶民に地蔵信仰が広まり、六地蔵巡りの風習が室町時代に始まったと文献には記されているが、現在の六ヶ所を回る形が定着したのは江戸初期と考えられている。
六地蔵と称する地蔵は現在次の通りとなっている。伏見六地蔵 ( 奈良街道 ) は大善寺、鳥羽地蔵 ( 西国街道 ) は浄禅寺、桂地蔵 ( 丹波、山陰街道 ) は地蔵寺、常盤地蔵 ( 周山街道 ) は源光寺、鞍馬口地蔵 ( 鞍馬街道 ) は上善寺、山科地蔵 ( 東海道 ) は徳林庵である。(2級)
Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)
│生活・行事