2009年07月29日
第585問
【第585問】
次のうち伏見にある地蔵といえばどれか。
ア、油掛地蔵 イ、常盤地蔵 ウ、目疾地蔵 エ、釘抜地蔵
↓解答はこちら
次のうち伏見にある地蔵といえばどれか。
ア、油掛地蔵 イ、常盤地蔵 ウ、目疾地蔵 エ、釘抜地蔵
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【第585問】
<解答> ア、油掛地蔵
<解説> 油掛地蔵のある西岸寺は、天正18 ( 1590 ) 年に雲海上人によって建立された。寺伝によると、行商に来た大山崎の油商人が地蔵堂に祀られている地蔵の前で転んで油をこぼしてしまったため、仕方なく残った油を地蔵にかけて帰ると商売が繁盛して大金持ちとなったと伝わる。以後、この地蔵尊は油掛地蔵と呼ばれ、油をかけて祈願すれば願いがかなうとして、人々の信仰を集めている。また松尾芭蕉が三世住職であった任口上人を訪れたことから句碑も残っている。
常盤地蔵は毎年8月22、23日に行われる京都の六地蔵めぐりの一つに数えられ、周山街道の入口にある源光寺という寺院内にある。ちなみにこの源光寺には源義経の母である常盤御前のお墓もある。目疾地蔵 ( めやみじぞう ) は四条大和大路の東側にある仲源寺内にある。もともとは鴨川の増水が続くため、 「 雨止 ( あめやみ ) 地蔵 」 と名付けられて信仰されてきたが、その後、雨止が訛って目疾地蔵と呼ばれ、現在でも眼病平癒の信仰を集めている。釘抜地蔵は石像寺 ( しゃくぞうじ ) の通称名ともなっている。もともと苦抜地蔵と呼ばれていたが、前世の罪で手の病気に苦しむ商人が、夢の中で自分の手に刺さっていた二本の釘を地蔵菩薩が抜いて治してくれたことから、苦しみを抜くという信仰が生まれ、この話からいつしか釘抜地蔵と呼ばれるようになった。現在も石像寺の地蔵堂の壁には、一面に釘と釘抜きを張り付けた絵馬が奉納されている。(2級)
<解答> ア、油掛地蔵
<解説> 油掛地蔵のある西岸寺は、天正18 ( 1590 ) 年に雲海上人によって建立された。寺伝によると、行商に来た大山崎の油商人が地蔵堂に祀られている地蔵の前で転んで油をこぼしてしまったため、仕方なく残った油を地蔵にかけて帰ると商売が繁盛して大金持ちとなったと伝わる。以後、この地蔵尊は油掛地蔵と呼ばれ、油をかけて祈願すれば願いがかなうとして、人々の信仰を集めている。また松尾芭蕉が三世住職であった任口上人を訪れたことから句碑も残っている。
常盤地蔵は毎年8月22、23日に行われる京都の六地蔵めぐりの一つに数えられ、周山街道の入口にある源光寺という寺院内にある。ちなみにこの源光寺には源義経の母である常盤御前のお墓もある。目疾地蔵 ( めやみじぞう ) は四条大和大路の東側にある仲源寺内にある。もともとは鴨川の増水が続くため、 「 雨止 ( あめやみ ) 地蔵 」 と名付けられて信仰されてきたが、その後、雨止が訛って目疾地蔵と呼ばれ、現在でも眼病平癒の信仰を集めている。釘抜地蔵は石像寺 ( しゃくぞうじ ) の通称名ともなっている。もともと苦抜地蔵と呼ばれていたが、前世の罪で手の病気に苦しむ商人が、夢の中で自分の手に刺さっていた二本の釘を地蔵菩薩が抜いて治してくれたことから、苦しみを抜くという信仰が生まれ、この話からいつしか釘抜地蔵と呼ばれるようになった。現在も石像寺の地蔵堂の壁には、一面に釘と釘抜きを張り付けた絵馬が奉納されている。(2級)
Posted by きょうすけ at 12:00│Comments(0)
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