2009年07月20日
第576問
【第576問】
次のうち神道無念流の免許皆伝を受けた人物は誰か。
ア、坂本龍馬 イ、武市瑞山 ウ、近藤勇 エ、桂小五郎
↓解答はこちら
次のうち神道無念流の免許皆伝を受けた人物は誰か。
ア、坂本龍馬 イ、武市瑞山 ウ、近藤勇 エ、桂小五郎
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【第576問】
<解答> エ、桂小五郎
<解説> 桂小五郎は長州藩の藩医の息子として生まれ、桂家の養子となり士分を得た。若い頃は無口で目立たない少年であったが、吉田松陰に出会い、その才能を開花させた。江戸に出て斎藤弥九郎の道場に入門し、塾頭となって神道無念流免許皆伝となった。
坂本龍馬は土佐藩の郷士の子として生まれ、江戸に遊学して、北辰一刀流を創始した千葉周作の弟である千葉定吉の桶町千葉道場 ( 通称 : 小千葉道場 ) へ入塾して頭角を現し、塾頭を経て北辰一刀流の免許皆伝を受けた。武市瑞山は土佐藩の郷士のもとに生まれ、剣術道場を開いた後に江戸へ出て鏡心明智流 ( きょうしんめいちりゅう ) の桃井春蔵に学んで塾頭となった。その後は土佐勤皇党を立ち上げるなど尊王攘夷に奔走するが、藩からの粛清にあって自害した。近藤勇は多摩の農民出身であったが、天然理心流宗主3代目の近藤周助の養子となり、4代目として後を継いだ。その後、江戸幕府の14代将軍家茂を警護する浪士組織 「 浪士組 」 に参加して上洛し、新選組となって幕臣に取り立てられたが、鳥羽伏見の戦いで新政府軍に敗れて、中仙道板橋宿近くの板橋刑場にて斬首された。(2級)
<その他> 神道無念流の流派には初代新選組筆頭局長であった芹沢鴨や、同じく新選組の永倉新八などの剣豪もいる。
<解答> エ、桂小五郎
<解説> 桂小五郎は長州藩の藩医の息子として生まれ、桂家の養子となり士分を得た。若い頃は無口で目立たない少年であったが、吉田松陰に出会い、その才能を開花させた。江戸に出て斎藤弥九郎の道場に入門し、塾頭となって神道無念流免許皆伝となった。
坂本龍馬は土佐藩の郷士の子として生まれ、江戸に遊学して、北辰一刀流を創始した千葉周作の弟である千葉定吉の桶町千葉道場 ( 通称 : 小千葉道場 ) へ入塾して頭角を現し、塾頭を経て北辰一刀流の免許皆伝を受けた。武市瑞山は土佐藩の郷士のもとに生まれ、剣術道場を開いた後に江戸へ出て鏡心明智流 ( きょうしんめいちりゅう ) の桃井春蔵に学んで塾頭となった。その後は土佐勤皇党を立ち上げるなど尊王攘夷に奔走するが、藩からの粛清にあって自害した。近藤勇は多摩の農民出身であったが、天然理心流宗主3代目の近藤周助の養子となり、4代目として後を継いだ。その後、江戸幕府の14代将軍家茂を警護する浪士組織 「 浪士組 」 に参加して上洛し、新選組となって幕臣に取り立てられたが、鳥羽伏見の戦いで新政府軍に敗れて、中仙道板橋宿近くの板橋刑場にて斬首された。(2級)
<その他> 神道無念流の流派には初代新選組筆頭局長であった芹沢鴨や、同じく新選組の永倉新八などの剣豪もいる。
Posted by きょうすけ at 21:28│Comments(0)
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