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【第573問】
祇園祭の山鉾巡行でお囃子が 「 戻り囃子 」 となる地点はどこか。

ア、四条堺町　　イ、四条麩屋町　　ウ、四条河原町　　エ、御池河原町

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【第573問】

＜解答＞　ウ、四条河原町
　
＜解説＞　山鉾巡行では四条烏丸から出発して、八坂神社に最も近づく四条河原町までは 「 渡り 」 といって、ゆるやかなお囃子が続く。その後、四条河原町で辻回しを行った後は、 「 戻り 」 となり 「 戻り囃子 」 と呼ばれる軽快に調子へと変化する。
　 四条堺町では 「 くじ改め 」 といって、7月2日のくじ取り式で決まったくじの順で正しいかどうか、市長に確認を求める儀式がある。この市長にくじを改めてもらう際の所作は、山鉾によって異なっており、一つの見所といえる。四条麩屋町では、巡行前に注連縄が張られており、先頭をゆく長刀鉾に乗る稚児がこの注連縄を切ることで、いよいよ巡行がスタートする。御池河原町で辻回しを行うと御池通の巡行となる。御池通は南北に有料観覧席が設けられており、大きな拍手と歓声が沸き起こる。（2級）