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2009年07月01日

第557問

【第557問】
「 雨僧正 」 と呼ばれた真言宗の高僧は誰か。

ア、玄宥  イ、仁海  ウ、聖宝  エ、道昌

↓解答はこちら

【第557問】

<解答> イ、仁海

<解説> 仁海 ( にんかい ) は真言宗を開いた空海から数えること8代目の弟子にあたり、真言宗小野流の祖である。隨心院を開き、勅命によって神泉苑で9回も祈祷を行ってことごとく雨を降らしたことから 「 雨僧正 」 と呼ばれるようになった。
  玄宥 ( げんゆう ) は安土桃山時代、紀州根来寺の智積院にいたが、豊臣秀吉の根来攻めを察知して高野山に逃れ、その後徳川家康によって土地を与えられて智積院の再興を許された。聖宝 ( しょうぼう ) は貞観18 ( 874 ) 年に醍醐山上に草庵を結んで、醍醐寺を創建した。また修験道の中興の祖とされている。道昌 ( どうしょう ) は平安前期の僧で、承和3 ( 836 )年に広隆寺の再興を行い、大堰川の修築を行うなど行基の再来とも称された。また法輪寺も再興し、その中興開山とも仰がれている。(3級)

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Posted by きょうすけ at 12:00│Comments(0)神社・寺院
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