2009年06月29日
第555問
【第555問】
平安時代の歌人、西行法師ゆかりの寺院でないのはどれか。
ア、金福寺 イ、双林寺 ウ、勝持寺 エ、法金剛院
↓解答はこちら
平安時代の歌人、西行法師ゆかりの寺院でないのはどれか。
ア、金福寺 イ、双林寺 ウ、勝持寺 エ、法金剛院
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【第555問】
<解答> ア、金福寺
<解説> 金福寺は平安初期に安恵僧都 ( あんねそうず ) が、慈覚大師円仁の遺志によって創建したものである。こちらを訪れた松尾芭蕉を慕った与謝蕪村が、 「 芭蕉堂 」 という茶室を再興している。また舟橋聖一の歴史小説 『 花の生涯 』 のヒロイン村山たか女ゆかりの寺院としても知られている。
円山公園の南側にある双林寺は伝教大師創建と伝わり、広大な寺域を有していた。西行もこちらで修行を行っていたとされ、現在でも付近には西行庵が残っている。勝持寺は西行が出家をした寺院と伝えられ、境内にはゆかりの西行桜 ( 3代目 ) がある。ここから勝持寺は別名 「 花の寺 」 とも呼ばれている。法金剛院は鳥羽天皇の中宮であった待賢門院が再興した寺院で、待賢門院を深く慕っていたとされる西行が、待賢門院が亡くなった直後に法金剛院を訪れて詠んだとされる歌も残っている。(2級)
「 尋ぬとも 風の伝にも 聞かじかし 花と散りにし 君が行くへを 」
( 花のように散っていった女院の行方をいくら尋ねても、風のたよりにも聞くことができない。 )
<解答> ア、金福寺
<解説> 金福寺は平安初期に安恵僧都 ( あんねそうず ) が、慈覚大師円仁の遺志によって創建したものである。こちらを訪れた松尾芭蕉を慕った与謝蕪村が、 「 芭蕉堂 」 という茶室を再興している。また舟橋聖一の歴史小説 『 花の生涯 』 のヒロイン村山たか女ゆかりの寺院としても知られている。
円山公園の南側にある双林寺は伝教大師創建と伝わり、広大な寺域を有していた。西行もこちらで修行を行っていたとされ、現在でも付近には西行庵が残っている。勝持寺は西行が出家をした寺院と伝えられ、境内にはゆかりの西行桜 ( 3代目 ) がある。ここから勝持寺は別名 「 花の寺 」 とも呼ばれている。法金剛院は鳥羽天皇の中宮であった待賢門院が再興した寺院で、待賢門院を深く慕っていたとされる西行が、待賢門院が亡くなった直後に法金剛院を訪れて詠んだとされる歌も残っている。(2級)
「 尋ぬとも 風の伝にも 聞かじかし 花と散りにし 君が行くへを 」
( 花のように散っていった女院の行方をいくら尋ねても、風のたよりにも聞くことができない。 )
Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)
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