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2009年05月13日

第508問

【第508問】
茶道の系譜として、時代順に並んでいるのはどれか。
ア、武野紹鷗→千利休→小堀遠州→古田織部
イ、千利休→武野紹鷗→古田織部→小堀遠州
ウ、武野紹鷗→千利休→古田織部→小堀遠州
エ、千利休→武野紹鷗→小堀遠州→古田織部

↓解答はこちら

【第508問】

<解答> ウ、武野紹鷗→千利休→古田織部→小堀遠州

<解説> 茶道は室町末期に村田珠光が考案した 「 草庵の茶 ( わび茶 ) 」 から始まり、戦国時代の武野紹鷗が受け継いで発展させ、安土桃山時代に入って千利休が大成させた。しかし千利休は時の権力者であった豊臣秀吉の勘気に触れて自害し、千家は一時廃絶となる。
  その後、千利休の跡をついで徳川将軍家の指南役となったのが古田織部であった。師匠であった千利休の 「 人と違うことをせよ 」 との教え通り、静的な利休の茶道から動的で型破りな茶道を極め、職人を保護して織部焼、織部好みという作風も創出した。その古田織部に茶道を教わったがの小堀遠州である。幕府や宮中の作事奉行を務めるなど、造園にも秀でた力を発揮し、茶道においては王朝文化を取り入れた 「 綺麗さび 」 という独自の境地を表現した。(3級)

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Posted by きょうすけ at 18:52│Comments(0)芸術・文化
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